9 永久脱毛の仕組みについて レーザー永久脱毛という言葉だけでは、何をするかわかりにくいものでしょう。新しい髪を作り出す部位は毛根といって、皮膚の下に埋まっています。かみそりで剃ったり毛抜きで抜いたりするのは、この毛根で作られた毛を処理している状態です。新しい毛が毛根で作られますから、剃ってもほどなく生えてきます。毛が生えてくる度にかみそりで処理をしていたのでは常に肌に負担をかけることになり、皮膚はボロボロになってしまいます。毛根レベルで破壊し、新しく毛が作られる機能をなくすことで、毛を作り出す機能そのものを止めることができます。毛が作られる機能を停止さるために毛根をなくしてしまうことが、永久脱毛の原理です。レーザーによる永久脱毛は決して人体に影響を及ぼすようなものではないので安心して施術を受けられる脱毛方法です。永久脱毛に用いるレーザー光は赤外線の一種であり、熱さや火傷の心配はありません。レーザーの跡が残るリスクや皮膚ガンの心配もありませんので、安心して受けることができます。レーザーによる永久脱毛は、レーザー照射から2~3日ほど軽度の赤みがでることはありますが、すぐに消失します。毛根の黒い部分にレーザー光が集まるので、日焼けの色が濃い人や色素班がある人はレーザー脱毛処理が難しい場合があります。また、光アレルギーの人も控えた方がいいでしょう。レーザーによる永久脱毛の施術は控えるようにした方が良いようです。
20 永久脱毛が可能な部位 永久脱毛をしたい時、レーザーを用いる脱毛方法なら身体のどこに対してもできます。体の様々な部位をレーザーで永久脱毛できます。脚やワキが一般的ですが、その他にも背中や腹、指なども脱毛処理できます。毛根にだけレーザーの光を照射することになるので、皮膚の弱い人やアトピー体質の人でも脱毛できます。皮膚の薄いまぶたのような場所は脱毛ができません。また、レーザー光は毛根のような黒い色に反応して効果を現すため、ほくろや日焼けなど色の濃い部分の近くは脱毛ができません。頬にうっすら生えているムダ毛や額や鼻の下の毛、まゆげ、唇の周囲も永久脱毛の対象です。特にまゆげを永久脱毛処理をしてしまうことは、希望者の多く人気の高いメニューです。自宅でまゆげ脱毛をしようと毛抜きを使うと、脂肪も一緒に取れやすくシワになりがちなので気をつけましょう。脂肪を取らずにまゆげを抜くために、レーザー脱毛で眉毛を処理してエイジングケアをしましょう。レーザー永久脱毛なら皮膚に埋もれた部分が青っぽく見えてしまうことがないので、仕上がりにも断然差がでます。脱毛をレーザーを用いるメリットは他にもあります。毛穴が引き締まり、目立たなくなるのはレーザー光で毛根が破壊されるためです。肌のくすみやざらつきも毛穴の引き締まりで改善され、お肌のきめも向上することがレーザー脱毛に期待できます。顔面上の余分な毛を処理するだけで化粧のノリまでもが変わってくるのです。